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菜譜子的香港家常 ~何も知らずに突撃香港~

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2012年 06月 02日

中華セイロ@德昌森記蒸籠

香港の蒸篭の老舗である「德昌森記蒸籠」の蒸篭です。
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大好きな蒸籠屋がある。

それは毎朝香港の教育局がやっている、子供たちが社会見学のように、その場所にいって体験したり話を聞いてくるという番組がある。
その日取り上げられていたのは香港の飲茶文化。
蓮香楼で実際の飲茶を体験し、この蒸籠はなぜこう作られているのか?ということで、上環・西營盤にある蒸籠やさんを訪ねていた。

それが中華蒸籠の老舗「德昌森記蒸籠」。

ご主人から竹を裂いて蒸籠に仕立てていく様は感動的だった。

1本の竹から皮を裂いて輪にし枠をつくり、さらに細かく割いて編む。
手の中でどんどんと蒸籠に仕上がり、しかも特に図っていないのに蒸籠と蓋がぴったりと合う。

上環からさらに西にあるいていくとお店に行くと何種類あるかわからないほどたくさんの蒸篭が積まれている。
店内の奥に工場があってここで竹を裂いて作っている。

番組を見た後、すぐにお店に入ってみた。

上環からトラムに乗って德輔道西を行ってもよし、皇后道西を歩いてもよし。
上環から西に行った西營盤、皇后道西から西邊街に入ると坂の途中に「德昌森記蒸籠」と書かれた看板がすぐ目に付く。
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店内には当たり前だけれど蒸籠がいっぱい!

どんな大きさの鍋で使うかご主人と相談して決めていくけれど、実際お店で見ると思ったよりも小さいような気がするので、事前に大きさを測って決めるのがいい。

蒸籠(下)は2種類。よい物(高い)と普通の物(安い)がある。高い方は安いほうの5割り増しほど。

良い方は、裏を見るとスノコがきちんと竹で編まれているが、普通の方はただ乗せてあるだけ。
蓋にしても、よいものはきちんと編みこまれてドーム型になっているが、普通のほうはのっぺりしている。

私が買ったのは20cmのよい方。蒸籠が46HKドル、蓋が49HKドル(たぶん)。

他にも竹をつかって、割り箸、餃子のヘラ、ひしゃくなど色々とある。

中華蒸籠の素晴らしいところは、適度に蒸気が抜けるのと水滴が落ちないところにあると思う。

金属の蒸し器だとどうしても水滴ができるので、蓋の裏に布巾をかぶせたりと気を使うが、
すべて竹で作られているので飽和した水蒸気が冷やされても水滴になることがないから、
蒸しているものに落ちない。かといって水分が奪われることもない。

次回の香港ではもっと大きいのをもうひとつ買おう
[お店の場所]
德昌森記蒸籠
香港西營盤 西邊街12號地下及2樓

by recipkoinhongkong | 2012-06-02 20:00 | Goods | Comments(0)


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