荷李活道にある文武廟。
参拝する人や観光客が絶えないこの廟の真横を、半山區に向かって縦に通っているのが樓梯街。皇后大道から始まるこの通りは、堅道までその名が示すように階段の通りである。
けれども、文武廟の壁面分だけ、一瞬四方街となる。
四方街の通りは少し面白い。ほんの170mほどの短い通りで、すぐに名前を変えてしまうのだ。
まず、荷李活道の文武廟の横から四方街の始まり。
(奥から文武廟を見たところ)
右へ折れると棺桶屋さんがある。香港の棺桶はメチャクチャデカくて立派!みんながみんなこんな立派なのに入るのか知らないけれど、黒檀やローズウッドか?と思われる高そうな棺桶が作られている。
向かいには、廃業してしまった玩具店。まだお店の看板が格子戸からほんの少し見ることができる。
この唐楼は黄色く塗られていて、個人的に大好き。そばには、かわいく鶏が書かれた(ステンシルされた?)壁が。
最近、カフェもできて、朝ごはんにもよさそうだ。
つきあたりを左に曲がると、ピンクの建物が左手にあり、洗濯屋さんや、お洋服屋さんなどもある。
黄色の側線が終わるところが、四方街の終わり。
ピンクの建物のちょうど真向いはこの建物。
四方街の終わりの四つ角で西をみると、必列者士街へとつながる階段。
ピンクの建物と、その横の古い建物と、緑と、階段の構図が、よくわからないけれど好きだ。
北側はこんな風になっている。
低層(といっても7階くらい余裕だけど)建物は、ほとんど屋上が活用されている。
リノベーションしてすごく綺麗にしている家や、植物がいっぱいの家、洗濯物を干している昔ながらの家と、ルーフを観ているだけでも、とても面白い。
さすがに屋上は、四方街では見れないので、一つ上の必列者士街などから見るけれど。