大澳は誰が何と言おうと
香港のヴェニス。
大澳街市の並びにある関帝古廟は、大きなランタンと、棕櫚の木が生え、入り口や壁、周囲もとても綺麗。
甲斐犬と柴犬を混ぜたようなワンコ。
トットットットと小粋(?)歩いている。ほんと香港のワンコはみんなお利口だねぇ。
関帝古廟から始まる吉慶後街。
この通りは、これまでの通りとは異なり、水上家屋でもなければ乾物屋等観光客が通りそうな道でもなくなり、ぐぐっと地元臭が漂ってくる。
ほんの数メートル先はにぎやかなのに、ここからは路地という言葉がぴったり。
まだ早い時間だけれど、夕方だったりしたら魚焼いているニオイとかしてきそうな、少し日本の風景に重なる。
魚のにおいとは違う、いい香りがしてきたなーと思ったら金木犀。そうだ、大澳は金木犀の木がいたるところにあって、香りを楽しめる。
途中にすごいオーラーをもった建物。石麟閣。
ガラスがなみなみとしたガラスで、すごく時代モノという感じ。コロニアル風というのか、回廊のようなベランダがまたいい。
この建物以外にも、周囲にあるいい感じにグサグサになった家。ここは廃墟のようだけど・・・
ここも。でも、この感じいいなー、中見てみたいなー。